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黒犬倉庫

版権・オリジナル・ CP 小説中心。よろずジャンルなブログ(倉庫)。二次創作や、オリジナルキャラクターが主軸となる作品が多め。受け付けない方は閲覧はご自重下さい。原作者・出版社等の関係はありません。

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日常編 <6>

 
 
 

26話

「ああ、あのスリ三兄弟ね。委員会でも目をつけてたんだけど、
 解決したならいいや」
「いいの?ちゃんと調査したんでしょ?」
「僕じゃなくて草壁がね。まあ、綱吉に害がなければそれでいいよ」
「そ、そう」



27話

「(……あれは……綱吉。……隣にいるのは、外国人……?
  …………。)」
『――はい、草壁ですが。……委員長、何かありました?』
「草壁。至急、綱吉の周りに今誰がいるのか調べてくれるかな」
『分かりました。ではまたあとで連絡します』



28話

「キャバッローネ・ファミリー十代目ボス、跳ね馬ディーノ……か」
「どうします?」
「……綱吉が何も言ってこないからね。放っておくよ」
「はい、分かりました (拗ねているな……)」



29話

「……やあ、綱吉」
「恭弥!?な……何で入院なんてしてるのっ!? っていうか、
 何で怒ってるの?」
「……風邪をこじらせてね。……別に、分からないならいいよ」
「え?あ、そういえば恭弥ゲームしてたの?恭弥に勝てる人なんて、
 ほとんどいないのに」
「……まあね。皆、弱かったよ」
「じゃあちゃんと寝てなきゃ! それでなくとも、ずっと連絡なくて
 心配してたんだからねっ」
「……ん」



30話

「哲也さん?何だか最近ずっと恭弥の様子が……」
「大丈夫ですよ、沢田さん」
「だけど……」
「最近は跳ね馬のことや、貴方の入院のことが重なりましたから」
「あ……そっか、そうですね……。心配かけてたんだよね……
 今回も遭難しちゃったし」
「出来る限り、委員長の傍にいてあげて下さい。それが一番
 委員長が望まれることですよ」
「うん、ありがとう」


 

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