41話
「へえ、それは中々面白い事態だったね」
「十年バズーカが壊れたら、あんなことが起きるなんてさ……」
「黒川花も災難だったろうに」
「……まあね (恭弥、顔が笑ってるよ……)」
42話
「で、動物園どうだったの?」
「んー、久しぶりだったから少しは面白かったかな」
「ふうん」
(あ……不機嫌だ)
43話
「恭弥!大丈夫!?」
「別に、桜を見なきゃすむことだから」
(シャマル……恭弥を桜クラ病なんて変なのに……絶対許さない)
「(……ワオ。綱吉が本気で怒ってるの見るの、久しぶりだな)」
「ちょっと俺、行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
44話
「ああ、そういえばトマゾの八代目がいたっけ」
「いるのは知ってたけど、あんなにうるさいとは思わなかったよ」
「咬み殺すのも面倒だったから、今まで放っておいたしね」
「ボンゴレ・セコーンドね……。ボンゴレの中で、唯一憤怒の炎を
使ってた人だっけ……」
「……憤怒の炎。最近でもいたんじゃなかった?」
「そうだっけ?最近はボンゴレの情報、見てないんだよね……
リボーンいるから、うかつに調べることも出来ないし」
「ああ……」
45話
(ヤバ、狙われて――リボーンいるし……!)
「(綱吉!……あのトマゾファミリーの奴……咬み殺す)
――死を覚悟した人間を倒すほどつまらないことはない……
とは思わない」
(あ……恭弥、ロンシャンの方強めにしてる……)