ごちゃまぜ突発台詞集～19～

※(ハリポタ-親世代/友人ヒロイン)

「何をしようと逃れられない血のしがらみ。足掻いて足掻いて、
　どれだけ傷ついても解けない呪縛っていうのかな……」
「…………。」
「僕がホグワーツでシリウスを初めて見た時、ボロボロだったよ」
「ボロボロ……？」
「うん。でもそんな自分を見せないように、プライドって鎧で隠してた」

「ジェームズに会ったあとは？」
「そりゃもう、つれなかったね。僕ら二人の趣味が悪戯だってことが
　分かる時までは！」
「趣味が同じって知って、今のシリウスになったわけ？」
「うーん……最初はぎこちなかったな。そう、確かリーマスも一緒に
　行動するようになってからだね」
「ふーん。やっぱり二人は運命の出会いってやつだね」
「君もそう思うだろう？」

「…………あのな、お前ら。そういう話は本人がいない所でやれよ」
「何言ってるんだい、シリウス？ 本人がいるから楽しいんじゃないか！」
「そうそう。ジェームズの言う通りだよ」





どうせならあの頃の幼さを
懐かしく思えるぐらいまで。